SARS禍10年を振り返るという、やたらめったら長ったらしいシリーズです(笑)。
今回は、自分なりに作っていた「記録」が途絶えた4月11日までをざっとまとめつつ、「対応の遅れを認めた董建華行政長官」というポイントで、SARS禍を見ておきたいと思います。
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【4月13日】
■就任したばかりの胡錦濤国家主席が急遽、広東省を視察。「謁見」のため馳せ参じた董建華(C.H.トン)行政長官に向かって、「SARS問題について、北京中央政府は香港を全面支持する」とのたもう。「なんとも畏れ多いお言葉を…」と、感謝感激の董建華。さらには、「残念ですが、香港はまだSARSを制圧できてません」と平身低頭。
突如、広東省を訪れた胡錦濤国家主席(当時)