香港雨傘
そもそもOccupy Central/佔中って何なのか
見えてくるものは”悲観的なゴール”のみ
「Occupy Central(佔中=セントラルを占拠せよ)」は、10月15日未明に行政長官弁公室付近で、佔中側と警察の間で激しい衝突が起き、逮捕者続出、警察側は胡椒スプレー(催涙スプレー)のみならず、過度の暴力でデモ隊の強制排除に乗り出している。
『人民日報』で一連の佔中を「動乱」と位置づける論評が出たあたりから、共産党政権が本腰でデモの排除に乗り出すのは時間の問題だろうと思っていたが、案の定、警察はかなりの強気で出てきた。ある意味、催涙弾87発が放たれた9月末の対峙よりも、レベルアップした排除に出てきたと言えるかもしれない。
さて、事ここに及んで佔中の主体たる学生活動グループ側は、この事態をどう着地させようとしているのか? そもそも着地させる気はあるのか? 「2017年の行政長官選挙の完全普通選挙」を着地の条件としてどうしても譲らないと言い続けるのであれば、もはや着地はありえず、香港全体として極めて悲観的なゴールしか見えてこない。
こんなことを言うと、
「お前は親中派か!」とか、
「香港にあれだけ世話になったクセに、香港の民主を勝ち取ろうという気はないのか!」
なんて言われるんだが、これまでにも散々言ってきたけど、小生は「親中派」でもないし「民主派」でもない。どちらかと言えば「反民主派」であると思う。それは今も何ら変わらない。
ご無沙汰しております。昨日香港から戻りました。
戴耀廷氏、中大の陳健民副教授へは事前に会見申し入れていましたが、先方が金鐘、銅鑼湾、旺角を駆け回っていたので差しで話せず、金鐘でちょこっとでした。「熱血公民」の黄洋達さんらと民主黨主席の劉慧卿議員、單仲偕議員とは一時間近く話せました。
私も基本認識は貴殿に近いですが、民主黨さんも黄洋達さんもこの点では反省を口にしていました。もう遅いのかも知れませんが、議会内での闘争も選択肢のひとつなので彼らに頑張ってもらわないと。
ところで、やっと香港エントリーを出して頂けて嬉しいです!
いいねいいね
たいへんご無沙汰しております!
そうですか、民主派の連中は反省していましたか…。わかってはいるんですね。エミリーは元気にしてましたか?ま、元気じゃないでしょうね、この状況では。彼女は普段はツーショットで写真におさまってくれたりして、わりと好感を持ってはいるんですが、こと政治となると…。
イザからこっちに移って、1年以上経過しますが、もう香港から撤退して5年が過ぎましたので、実際に見てもないことをあれこれ言えませんので、香港ネタはすっかり減ってしまいました(苦笑)。もう少し、増やしたいところではあるんですが、日々のあれこれに追われるとどうしても…。
いいねいいね
ピンバック: 【Occupy Central(佔領中環)から見えたもの】民主派の存在価値を問う | どがちゃがHONG KONG、OSAKA
ピンバック: 【睇戲】『乱世備忘―僕らの雨傘運動』(港題=亂世備忘) | どがちゃがHONG KONG、OSAKA
ピンバック: 【睇戲】『乱世備忘―僕らの雨傘運動』(港題=亂世備忘) | どがちゃがHONG KONG、OSAKA
ピンバック: 【睇戲】『乱世備忘―僕らの雨傘運動』(港題=亂世備忘) | どがちゃがHONG KONG、OSAKA
ピンバック: 【Occupy Central(佔領中環)から見えたもの】民主派の存在価値を問う – どがちゃがHONG KONG、OSAKA